CRプログラムでかかった費用はいくら?~渡航前から生活費まで~

ディズニーワールドで働くCRプログラムに参加する上で、必要な費用が気になる…という人も多いのではないでしょうか。

給与はもちろん貰えるものの、医療保険や寮生活、慣れない海外生活…意外と出費はかさむもの。

そこで、今回は実際に私が何にどれくらい費用を割いていったのか、体験談含め書いていこうと思います!

 

 

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CRプログラムを受けるにあたっての費用

私はCRプログラムの選考を受けた当初すでに社会人だったので、

スーツは就活時に使ったリクルートスーツ、

住まいも関東圏だったのでかかったのは電車賃くらいでした。

 

ただ、大学生の場合スーツが必要になってくるので買いそろえるならトータルで5万円くらいでしょうか…。

結構それだけでも高いなと感じてしまいますが、スーツとパンプスは渡米後の研修でも着るので必須アイテムになりますよ!

※特に黒パンプスは働いている時も履くので、多少高くても足に合った良い靴を選ぶのをおすすめします!

 

 

渡米前にかかった費用

保険について

アメリカの病院では保険がきかないため、医療費が異常に高いです。

救急車ももちろん自費。ほんの少しの処置でも何万円もかかったりします。

特に歯の治療等は100万単位だったりするので帰国した方が安い…ということもしばしば起こるようです。

 

そんなアメリカの医療費事情を踏まえると保険には確実に入っておいた方が良いです。

有り難いことに、米国三越ではCRプログラム生が全員入ることができる基礎保険というものがあります。(※筆者が渡航したのは数年前なので違うものになっている可能性あり)

ただし基礎保険では必要最低限の保証。

それに追加して他の保証も完備したものにも加入できるのですが、

その費用、15万円

 

高っっっっっ!!

と思ったものの、アメリカの医療保険は他のものに入った場合でも結構高いようで…。

背に腹は代えられない!

ということで追加加入する人たちも沢山いました。

 

私の場合は元々もっていたクレジットカードがJALカードで海外旅行保険がカバーされていた為、基礎保険のみで乗り切りました!

 

ちなみに11ヶ月のプログラム中、お医者さんにかかったのは1度だけで、しかも仕事中に膝を痛めたことが原因だった為、一切こちら側で支払うことはありませんでした

 

JALカードの他にも楽天カードや三井住友カード、えぽすカードなども海外旅行傷害保険がついていると思うので、 参考までに。

  

ちなみに、アメリカはカード社会なのでクレジットカードは必須

そして買い物などをしたお店やお金を引き出すために利用する銀行によっては使えなかったりするので、

別会社のクレジットカードを最低2枚は持っていくことをオススメします。

他にも日本円をチャージしておくと、世界のATMで現地の通貨を引き出すことの出来るプリペイドカードのNEOMONEYというサービスもあります。

万が一、カードが使えない時に現金をATMで引き出せるのは安心かなと思うのでオススメです。 

 

荷造りにかかった費用

あとは荷造りをする上で持っていくもの。

常備薬・化粧品・ディズニーで働く時に履くパンプス…。

とにかく1年分買ったので3~4万円くらいはかかった気がします。

 

あとは、CRプログラム生は決まったセクション毎に皆で東京から一緒に飛行機に乗るので

地方出身の人は羽田もしくは成田空港に行くまでの交通費が必要になります。

ちなみに往路の航空券代は米国三越が負担してくれます!

ただし、復路は人によって旅行して帰ったり帰る時期もバラバラになるので自費負担ということになっているそうです。

 

目安として、15万円くらいは帰国する為の航空券代が必要になってくるので要注意。

お給料で賄えない金額ではないものの、 

特に、給与が低いクイックサービスとストア部門に配属された人はお給料を溜めて航空券代をまかなうよりも、

渡航前に航空券代は貯金しておいた方が良いと思います。

 

渡航時に持って行った現金

直前になってくると現金はどれくらい必要なんだろう…と思ってしまいますが、

私の場合、基本はカードを使うつもりでしたが、初日に生活必需品を買うことを予想して10万円くらいをドルに交換

5万円くらいは日本円で持っていきました!

 

アメリカはカード社会と言われるほど日本と比べて現金を使わず、基本的にクレジットカードを使います。

スーパーなどで現金で小銭等を使おうとすると店員さんに嫌そうな顔をされることも…笑

 

ただ、ディズニーワールド周辺に限っては、世界各国からやってくるゲストとキャストに慣れているせいか、現金でも特にそんな反応もされず、現金を使っている人も意外と多くいました

 

ちなみに研修の序盤でフロリダの銀行口座を開設し、その口座にお給料が入るのですが、

そこで貰えるキャッシュカードも基本的にクレジットカード(デビットカードの方が近いかな?)と同様に使うことが出来ます

わざわざ銀行に行かないとお金が引き出せない!

なんてこともないのでご安心を。

 

何はともあれ、まずはお給料が入るまで暫くの間、無一文状態になってしまうので、

基本的には海外で使えるクレジットカードと米ドルをある程度持って行った方が良いと思います。

 

 

CRプログラム中の生活費

生活費に関しては、配属されたセクションによってかなり違ってくると思います。

こちらでもお給料について詳しく説明していますが、

クイックサービス部門とストア部門は時給制で、$9.30/hr。テーブルサービス部門はTIP所得制で会社支給は$5.44/hrであるものの、ゲストからのチップが受け取れるようになっています。

  

  

一見テーブルサービス部門の方が給与が低いように見えますが、

クイックサービス部門・ストア部門の週所得の目安は$370.00

テーブルサービス部門になると週所得目安が$510~$810.00と最大で週に440ドルもお給料に差が出てきます。

クイックサービス部門とストア部門の配属になった場合、月の給与が約15万円程度…。

(なぜかよく出てくる15万円という単位。笑)

 

そこから寮の住居費として7・8万円程度引かれてしまうと考えると、実質自由に使える金額は7万円になります…。

ちなみに私はストア部門に配属だったので、実質月6万円で生活していました。

そして、おそらく人生で1番節約生活を送っていた1年でした…笑

  

お金の余裕は心の余裕にも影響してしまうこともあります。

実際、ストアで働いていた同僚にもお金に余裕がない事から心がささくれてしまった人もいたり…。

 

私自身は、むしろこの生活によって、お金は必要最低限あれば幸せに暮らせることがわかりましたが、帰りの航空券代を気にしながら過ごすのは非常にもったいないです。

なので、前述したように帰りの航空券代は事前に確保しておきましょう!笑

ただし、同僚の中にはストア部門で働いている中で節約を心掛けて航空券代を捻出していた人もいるのでお給料内で航空券代を出すことも不可能ではないと思います。

 

私自身は、有り難いことに両親が

「お金は後で返せば良いから、健康的なものを食べて、今しか出来ないことを経験しなさい

と言ってくれたので、言葉に甘えてCRプログラム中にお給料以上にかかった分の費用は一旦借り、

帰国後に即、借りた分は全て返しました。

 

ちなみに借りた分は、アメリカでの国内旅行と帰りの航空券代くらいだったので、

国内旅行に行かなければ、ギリギリお給料オーバーをせずに済んだかな?と思います。

 

ただしお金の心配をせずに過ごせるのが1番だと思うので、

特にストア・クイックサービス部門の人は経験を買うと思って今から沢山貯金をしておくことをオススメします!

  

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