以前、ブログを書く理由について投稿した際に少し触れましたがCRプログラムに参加する前はOLとして働いていました。
ここではOLだった私がどうやってCRプログラムを知り、応募までに至ったのか書いていこうと思います。
CRプログラムを知ったきっかけ
そもそもCRプログラムを知ったきっかけは高校時代で留学していた頃までさかのぼります。
当時ホストファミリーをしてくれていた家庭は私をホストする前はブラジル人の留学生を受け入れていました。
そして私がステイしている間に、そのブラジル人の子が家に遊びに来てくれたことがあったのです。
なぜ、その子が遊びに来たのか?
それは、その子がディズニーワールドで働いていたから…!
当時は英語力があまり高くなく、会話もうろ覚えだったのですが、
期間限定でディズニーワールドでは海外からの人もキャストとしても働けるといった話をしていたのです。
当時は「へぇ~そんなことも出来るんだなぁ」となんとなく聞いていて、
日本に帰国した後はそんな話をしていたこともすっかり忘れて大学へ進学、そして日本の企業に就職したのでした。
まさかのブラック企業への就職
大学生時代、就活をしていく上で自分の軸としてあったのは「人に感動を提供すること」でした。
そして、それが1番達成出来るのはディズニーなのではないか?と思い、
オリエンタルランドを第一志望に就活をしていたのですが、内定ならず…。
何か自分の創造性なども活かしながら出来ることはないか?と思いながら就活した結果、就職したのがある大手企業でした。
が!
自分の希望する部署とは異なる、自分には向かないだろうと就活でも避けていた業界の部署に配属されてしまったのでした…。
仕事自体は面白い内容のことが多く、華やかな面もある仕事だったのですが、本当に自分がやりたいことはこれなのか、と言われると「?」という日々でした。
新卒だったので、どの程度がブラック企業と言われるのか自分では判断がつかなかったのすが、
12時間以上の労働は当たり前、会社に泊まり込む人もいる、残業代は見込み残業で出ない、ミーティングでも出るのは上司の愚痴ばかり…といった環境で、段々と息苦しくなっていきました。
謎の体調不良からCRプログラムとの出会い
そんな日々を送る中、なぜか週の半分以上お腹を壊すように…そして胃が痛くてほとんど眠れない…と体調に異変をきたし始めました。
どんどん悪化していく体調。
病院に行っても原因がわからず、3ヶ月ほど色んな病院を巡って突き詰めた結果は「胃潰瘍」。
原因はピロリ菌感染なのですが、今思うとストレスが原因だったように思います。。。
そのことがきっかけとなり、真剣に「今、自分は何をやりたいのか」考えるようになりました。
仕事をしていく中で新たに発見したのは、自分は日本文化を海外に伝えることに興味がある事でした。
そこで感動と日本文化交流を掛け合わせた何か…出来ればディズニー…と考えていたところ、
ふと、あのブラジル人の子を思い出したのです。
そこでネットで調べて出てきたのが米国三越のCRプログラムでした。
自分がしたいことは、まさにコレだ!!!!!!!!!!!!
と強烈にビビっときて、まだ本格的な転職を考えていなかったものの、
募集が始まったのを見計らってコレだけでも受けてみようと応募しました。
本当に転職するべきかどうか…実際応募した時も、コレが受かったら絶対行くけれど、他の仕事に転職するかはわからないな…と思っていました。
そう、あの衝撃がはしるまでは…
え、ハゲてる!?
胃潰瘍の治療も進み、大分体調も回復してきた時でした。
その日も、いつも通り目覚めてメイクをしようと鏡に向かっていたところ、
見つけてしまったのです。
「あれ?
ここ、あるはずの毛がない…。
…ハゲた!?
あ、これはハゲてるわ!!!!!!」
運が良いことに(?)、あまり目立つ部分でのハゲではなかったのですが、
ショックよりも、ある意味ハゲることに納得してしまう自分がいました。
そして、これを見た途端、この仕事を私は続けるべきではないと確信しました。
そして私の命懸けのCRプログラムの選考が開始されるのでした。
健康を害してまでやるべきことなんて何もない
私はこの経験から、
自分の身や心の健康を害してまでやるべき仕事はないという事を学びました。
よく仕事は少なくとも3年は続けろ!等と言われますが、
本当に自分の心と体が壊れてしまうくらいなら逃げても良いと思います。
私は体調を崩していた時、
「このまま道路に飛び出せば入院して会社に行かなくてすむかな…」
とよく思っていました。
今はそんな事を一切思わないですし、
その時は精神的にやられている意識もなかったのですが、
知らず知らずのうちにそこまで追い詰められてしまったのだと今、振り返ると思います。
身体を壊すと心もだんだんと崩れていきますし、心のバランスが崩れると体も段々と弱ってきてしまいます。
だから、この「3年」の”呪い”や他の人にどう見られようと、何を言われようと、
もしつらい境遇にいる人がいたら、そんなことは気にせずに
全力で逃げてほしいなと思います。
もちろん、私のいた境遇よりも大変な環境でお仕事をされている方もいらっしゃいますし、
こんな事で仕事を辞めるなんて…と思う人もいるかもしれません。
でもつらいのはそのつらい思いをしている本人にしかわからないのです。
私の個人的な考えですが
人は不幸になる為に生きているのではなく、幸せになるために生きているのだと思うし
自分の大切な人たちは、あなたが幸せでいてくれることが幸せなのだと思います。
だから何よりもまず、自分を大切にすることが大切なのだとこの経験から思いました。
ちなみに、この会社で働いている間、腹痛・頭痛・めまい・肩こり・じんましん等、様々な体調不良にほぼ毎日悩まされていましたが、
ディズニーで働き始めてからは一切このようなことがなくなりました笑
自分の心からやりたいと思うことをやるとこんなにも変わるのか!
と驚いた出来事でもありました笑
ゲストにハッピーを与えるにはまず自分がハッピーに!
この経験からキャストとして働く間、これを常に意識して毎日を送っていました。
次回は、実際にCRプログラムに応募した際の面接・履歴書など、
採用されるまでのステップについて書いていきます!
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