ディズニーワールドで働く~日本館での働き方と配属先①ダイニング編~

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キャストとして働く7つのセクション

三越のCRプログラムに参加したメンバーは米国三越の契約社員として働くことになります。

働くステージはディズニーワールドのパークのひとつ、エプコットにある日本館です。

日本館ではお寿司や鉄板焼きが楽しめるレストランや着物やお菓子、日本のキャラクターグッズが販売されているお店があります。

そこで働くのがCRプログラム生のキャスト達です。

大きく分けて飲食部門(レストラン部門)・物販部門(ストア部門)の二つに分けられる日本館の仕事ですが、私はお菓子やお酒、お皿等が販売されている物販のエリアで働いていました。

飲食部門ではさらに6つのセクションに分かれていて、物販を含め計7つのセクションで働けるチャンスがあります。

選考が進んでいく中で希望のセクションを聞かれるのですが、働くセクションによって働き方や経験出来ることは大幅に変わってきます。

そこで具体的に各セクションではどんなことをしているのか、実際働いてきた人たちから聞いた話を交えながら紹介していきたいと思います。

そもそもCRプログラムって?という方はこちら↓

書き始めたらかなり長くなってしまったので、ここではまず「鉄板江戸」と「東京ダイニング」の二つのレストランで働く5つのセクションについて紹介します!

レストラン部門・フルサービス・ゲスト・サービス

場所:日本館の2階にある、鉄板江戸と東京ダイニングの2つのレストラン。

外の受付に立つこともあります。

仕事内容:鉄板江戸と東京ダイニングを統括する接客受付業務。

ゲストのお出迎えから予約確認、席への御案内をおこないます。

世界中からやってくるゲストへの第一印象を決めるポジションです。

お給料:チップ所得制 (会社支給は時給$5.23)

チップ所得制とは、ゲストから頂くチップと三越から支給される時給を合わせた所得が得られる制度です。

一見、会社支給額は低いですが、週所得の目安は2019年度見込みで $510.00~$810.00とクイックサービスやストアよりも高くなっています。

このセクションの魅力はコスチュームがかわいいこと!だと個人的には思っています。笑

白と赤の花柄の着物のコスチュームでまさに日本館の「顔」とも言えるセクションです。

日本館の2つのダイニングは両方ともゲストとして訪れたことがあるのですが、レストランに入って1番最初にお話しするのがこちらで働くキャストです。

(1日中ゲストと話すセクションなのでここで働いていた私の友人は何回か声が出なくなっていましたが…。)

日本らしい、とても丁寧な接客でとても感動した記憶があります。

またレストラン部門の中では比較的ゆったりしている(とはいえ日本館は常に賑わっている)かなという印象。

私がもう一度CRプログラムに参加するならここで働きたいなと思うセクションです。

レストラン部門・鉄板江戸・ダイニング・サービス

場所:日本館の2階にある、鉄板江戸という鉄板焼きを提供するレストラン。

仕事内容:簡単に言うと鉄板江戸でのウェイター/ウェイトレスというような給仕のお仕事です。

アメリカのダイニングレストランは、テーブルごとに決まったウェイター/ウェイトレスがついてくれますが、そういった形でメニューの説明や日本の伝統的食文化をお届けする役割を担います。

お給料:チップ所得制 (会社支給は時給$5.23)

※所得についてはゲストサービスセクションのキャストと同様です。

私が鉄板江戸に訪れたとき、ダイニングサービスを担当してくれたキャストが料理等が出る前、パパッとお箸の苦手なゲストに渡す「即席トレーニングチョップスティック」を箸袋とお箸で作ってくれて、とても感動しました。

このように、初めて日本食を食べるゲストに日本の食文化を紹介したり、触れ合えることが出来るのがこのセクションの魅力だと思います。

鉄板江戸・東京ダイニングともにダイニングサービスのセクションは多忙です。

繁忙期の時は水を飲む暇すらない時も…という話も聞きました。

体を動かすのが好きで体力に自信がある人、忙しくあっという間に時間が経つ方が好きな人にはお勧めです。

ちなみにこの時、出会ったキャストはCRプログラム終了後、東京のディズニーでテーマパークマネジメントの部門で働いているそうです。

レストラン部門・鉄板江戸・鉄板サービス

場所:日本館の2階、鉄板江戸(鉄板焼きレストラン)

仕事内容:鉄板江戸で鉄板料理の調理と接客を行います。

鉄板を囲むようにして8名のゲストが座り、鉄板グリルでパフォーマンスを交えながら鉄板料理を作ります。

ゲストに「日本の伝統的味覚」・「賑わいの食文化」を届けます。

お給料:チップ所得制 (会社支給は時給$5.23)

レストラン部門で「花形」ともいえる鉄板サービスのシェフは、食材や調理器具を使って様々なパフォーマンスを繰り広げるエンターテイナーの様な役割。

レストラン部門でゲストに最も感動や喜びを届けられるポジションではないかなと思います。

食材を熱い鉄板で調理するのに加えてパフォーマンスをするのでかなり高度のサービスが求められプレッシャーも大。

鉄板シェフたちは休憩時間もよく練習しているところを見かけました。

エンターテイナーとしてパフォーマンスを通してゲストを喜ばせたい!という人にはピッタリなセクションです。

レストラン部門・東京ダイニング・ダイニング・サービス

場所:日本館の2階、東京ダイニング(主にお寿司などの和食を提供するレストラン)

仕事内容:鉄板江戸・ダイニング・サービス同様、日本で言うウェイター/ウェイトレスというような給仕のお仕事です。

お寿司などをはじめとした伝統的食文化と現代東京の先進性の芸術的な調和がテーマになっている東京ダイニングのお料理を通して、日本文化をゲストに紹介する役割です。

お給料:チップ所得制 (会社支給は時給$5.23)

東京ダイニングは、鉄板江戸と比べると一般的なレストランの形式の作りになっていてモダンな内装です。

味噌汁・お寿司・天ぷらなど和食が提供されているのですが、

日本でよく見られる握り寿司メニューもあれば、カリフォルニアロールなどアメリカ風の巻き寿司もあります。

特に巻き寿司のメニューの名前はDragon Monster RollやVolcano Rollなどなかなか個性的なネーミングになっています。

鉄板江戸のダイニングサービス同様、忙しいポジションですがゲストと触れ合う時間が最も長いところは魅力です。

レストラン部門・東京ダイニング・寿司サービス

場所:日本館の2階、東京ダイニング(和食レストラン)

仕事内容: 東京ダイニングで接客と調理を行います。

東京ダイニングにある「寿司ステージ」で、お寿司を作りながらパフォーマンスを行う「寿司デモンストレーション」(寿司ショー)を行います。

お給料:チップ所得制 (会社支給は時給$5.23)

寿司サービスを行う寿司シェフの魅力は、やはり「寿司ショー」。

お寿司作りをショー形式でを行うのですが、東京ダイニングにある大きなスクリーンに映し出され、お店にいる沢山のゲストから注目を集めます。

ゲストと直接ふれあう事は比較的少ないポジションですが、店全体に響く声でエンターテイナーとして笑いも交えながら行うショーを通して、

ゲストに喜んでもらえる特別なセクションだと思います。

ダイニング部門で共通して言える魅力はゲストとふれあいの他にも、

レストランの裏で働く現地採用のキャストともコミュニケーションを取って仕事が出来ること。

ストアにも現地採用の外国人キャストはいますが、基本は日本人同士でコミュニケーションを取りながら働いています。

ダイニングには多くの外国人キャストも働いていて、仲良くなる事が出来ることも魅力かなと思います。

次は、レストラン部門・クイックサービス・ゲストサービスと私が所属していたストア部門・ゲスト・サービスについて紹介していきます!

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