アメリカに住むとなぜ太る?実際に留学・就労を体験してみて理由を考えてみた

よくアメリカに留学したり、住むと「太る!」ということを聞きませんか?

筆者も高校時代にアメリカ留学をする際、「10キロは太る」と言われました。

長期でアメリカに行きたいけれど、太りたくない…と思うのが世の常。

 

そこでアメリカでの高校留学・社会人でアメリカのディズニーワールドでそれぞれ約1年住んでみた経験から

実際、アメリカに行くとなぜ太るのか、理由を検証してみました。

  

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結論、アメリカに住むと太る!?

結論から申し上げます。

アメリカ在住経験2回中2回。

 

私の場合は太りました。笑

 

高校留学時はプラス4キロ。

ディズニーワールドで働いていたときは、なんとプラス6キロ!

…だいぶ太りました。笑

  

日に日に丸くなる顔。

油断をすると二重あご状態に…!

 

無駄に写真で小顔に見せるテクニックを身につけたところで帰国しましたが、

2回とも、1週間も経たぬうちに、みるみる体重は渡航前と同じくらいに!

あっという間に体重は落ちて元通りになりました。

 

特に、ダイエットをしたわけでもないのですが何故日本に帰ると痩せるのか、何故アメリカに住むと太るのか、

自分なりに考えてみました。

 

アメリカに住むとなぜ太りやすいのか

アメリカに住むと太りやすい原因を考えてみたところ挙げれるのが、

  1. 車社会
  2. 坂道や階段が少ない
  3. 外食時の一人前のご飯量がケタ違い
  4. 高カロリーな食文化
  5. 低価格ほぼイコール高カロリー

以上の5つ。

 

ここで挙げた原因について、更に詳しく考えてみました。

 

 

太る理由①車社会

まず、アメリカは基本的には車社会です。

ニューヨークの都心部やシカゴなどの都市に住まない限り、電車を日常的に使うことはほぼありません。

故に、自動的に車が必須の生活になり、アメリカに住み始めてから

そもそも歩くことがめっきり減りました。

 

留学時は、家を出たらすぐ車に乗り込み、学校へ。

お買い物に行くときも駐車場~お店までくらいしか道を歩きません。

 

結果、留学中は雨の多い地域に滞在していましたが、傘をほとんど使いませんでした。

 

 

太る理由②坂道&階段が少ない

しかしながら、ディズニーワールドで働いていた頃はキャスト専用の寮からパークまではバスを使っていたものの、

基本は1日立ち仕事

最初のころは足が痛くなるほど、かなり歩き回って仕事をしていました。

キャストは自由にパークを出入り出来るため、休日はしょっちゅうパークに行っていたので、

お休みの日もよく歩いていたはず。

 

だけどプラス6キロ。これいかに?

 

…と考えた結果。

 

アメリカには日本と比べて階段や坂道が非常に少ないことに気づきました。

 

もちろん地域差はあるとは思うのですが、日本は国土の約7割が山であることもあり、

坂道がとても多い地形になっている反面、アメリカは地平線が見えるほどの平地が多い…。

 

建物も殆ど一階建ての場合が多く、階段を使う頻度はかなり低かったです。

良い意味でバリアフリーなのですが…笑

 

高校留学から帰ってきた翌々日、

日本の学校(階段が多い造りの建物)に行ったら1日で足が筋肉痛になったことは忘れられません。笑

 

それほど足の筋肉が衰えていたのだな、と実感しました。

 

 

太る理由③ 日本の残しちゃいけない文化vs多ければ多いほど良いアメリカ文化

留学初期、びっくりしたのは外食時の1食の量の多さ!!

 

ゆうに2人前は越えるんじゃないかという程の量が出てきます。

 

そこで日本人意識丸出しだった私は

「せっかくホストファミリーがごちそうしてくれているのに残しちゃいけない!

と思って、毎回、頑張ってモリモリごはんを食べていました。

 

まさしく外食へ行くたびにフードファイト状態

 

しかし何回か外食してホストファミリーを観察してみたところ、

基本ご飯は無理せず残して、

余ったものは箱を貰い、持って帰る前提なのがなんとなくわかってきました笑

 

実はアメリカではレストランは基本的にはお店の方に頼めば残り物を持って帰る用の箱をくれ、

大抵は持ち帰り、冷蔵庫で保管しながら1・2日かけて完食するのがメジャーなのでした。

 

ちなみにこの残り物の事をLeft Overと言います。

高校留学中は、ホストマザーに

今日の晩御飯はLeft Overを適当に食べてね~!

と言われることもよくありました。

 

しばらく経った後、ホストマザーには

最初の頃、よく細いのにこんな食べるな〜と感心していたのよ〜と言われました笑

 

 

太る理由④そもそも高カロリー

ここで、アメリカの代表的な料理を思い浮かべてみましょう。

ハンバーガー、フライドポテト、ホットドックにピザ…

どれも高カロリーなものばかりではないでしょうか。

改めて考えると、アメリカの食生活は基本的に高カロリー。

  

しかも少量で高カロリーな上にお腹に溜まりにくいため、

普段日本では、お米を食べていたのですぐにお腹がすいてしまっていました。

 

筆者の場合、

カロリーが足りていたとしても、お腹がすくと元気が出なくなってきてしまう性分なので

振り返って考えてみるとおやつもよく食べてしまっていた事に気づきました。苦笑

そしてこれまたクッキーなどアメリカで手に入るお菓子はビックリするくらい高カロリーなんですよね…

 

チョコレートに至っては砂糖のジャリジャリ感を感じるほどの猛烈な甘さです笑

そして摂取カロリー過剰のループにはまっていっていたのでした。

 

 

太る理由⑤低価格なものほど太りやすい

実際アメリカで生活してみると、冷凍食品の販売量には圧倒されるものがあります。

 

スーパーの巨大な冷凍庫2列分にぎっしりと敷き詰められた冷凍食品達…!!!

 

なぜ、こんなにもアメリカは冷凍食品がたくさんあるのかと言うと、

車社会のアメリカはスーパーでのお買い物も、もちろん車。

 

と、なると、気軽に今日の晩御飯のお買い物〜とスーパーにぶらっと寄るには

なかなかハードルが高い。

 

そこで月に1・2回のお買い物で一気に済ましてしまおう!

という家庭が比較的多く見られます。

 

すると必然的に賞味期限の短い生ものよりも、長く保管の出来る冷凍食品の需要が高くなる…

ということのようです。

 

そしてこの冷凍食品。

毎日、冷凍食品で晩御飯をまかなえてしまう程の種類の多さ。

いわゆるTV dinnerと呼ばれる、

レンジで数分チンすれば、メインと付け合わせがセットになったものが出来てしまう

優れものも多く販売されています。

そして、そんな冷凍食品が数ドルで購入出来るのです…!

 

実際、同程度の物を作ろうとすると値段はゆうに倍はかかってしまうし、

手間もかかってしまうもの。

 

そうなると、ついつい冷凍食品に手が伸びてしまうこともうなずけます。

ただ、加工食品は決まって味が濃く、高カロリーなものが多いのが現実。

 

あの有名なマックも低価格がウリですが高カロリー。

 

アメリカは低価格な食べ物ほど、高カロリー栄養価は低いものが多いようです。

 

思い返してみるとアメリカ人の大金持ちは太っているイメージはありませんが、

低収入層は太っているイメージがありませんか?

 

…個人的な考察ですが、

アメリカの低価格なモノほど高カロリー

という価格基準の結果、

低収入な人ほど低価格なモノを購入してしまい、高カロリーな食べ物を摂取してしまっていると考えられます。

 

 

アメリカに住んだら太るのは不可避なのか

では、アメリカに住んだら太ることは免れないのでしょうか。

ということは否!ありません!

 

単純に考えれば

日常の消費カロリーが摂取カロリーを上回らないようにすればいいだけなんですよね。

 

逆に考えると、アメリカの生活習慣は消費カロリーが低くなりやすく、

食習慣は摂取カロリーが高くなりようなりやすい環境とも言えます。

 

なので、体重増加対策としては

  1. ジムやスポーツをして定期的に運動をする。
  2. 食べる量を減らして摂取カロリーを少なくする。または和食など低カロリーのものを自炊する。

以上の2点をお勧めします。

 

私自身、現在は競技スポーツもやっていて細マッチョ体型ですが、

アメリカに住んでいた当時はある意味割り切って、

体重のことは気にせずにアメリカにいる間に、チャレンジしたい食べ物はバンバン食べていました!

  

日本だと太ることは絶対悪のような風潮があるように感じますが、

結局太っていても、痩せていても自分自身が健康で満足しているのであれば良いのではないでしょうか。

 

そして日本に帰国して生活習慣・食生活をきちんと見直せば

体型も元に戻っていくようになるのではないかなと思います!

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