CRプログラムとは
簡単に言ってしまうと、日本文化案内人=Cultural Representativeの”日本代表”として約1年間アメリカディズニーワールドで働く米国三越が行っているプログラムです。
どこで働くの?
ディズニーワールドは4つのパークと2つのウォーターパークからなり、山手線の1.5倍の敷地を誇る巨大な施設ですが、
CRプログラムのキャストはその4つのパークの中の「Epcot」(エプコット)というパークで働きます。
Epcotは未来と現代がテーマのパーク。
「実験的未来都市」
“Experimental Prototype Community of Tomorrow”の頭文字をとって”Epcotと呼ばれています。
入口から入って手前が未来とテクノロジーを体験できるゾーン、奥側はワールドショーケースと呼ばれる万博のようなエリアになっています。
ワールドショーケースは、湖に沿って各国の施設(=Pavilion)が併設されていて、ぐるっと回ると世界一周できるようになっています。
その一番奥に位置しているJapan Pavilion(日本館)で働くのがこのプログラムに参加しているキャスト達です。
雇用は三越?ディズニー?
答えから言うと雇用は米国三越となっています。
エプコットにある日本館はディズニーが米国三越に業務委託という形で全面的に運営をしています。
そこでCRプログラム生は採用されると米国三越の有期契約社員として雇用されることになります。
キャストになるとディズニーからキャストIDが貰えるのですが、ディズニー直雇用のキャストはブルーのID、日本館のキャストの様に現地の企業を通して働いているキャストはグリーンのIDをもらうことになります。
ブルーIDとグリーンIDは基本的にはキャストIDとして寮やパークに入る際に利用することが出来るのですが、
キャスト割など割引率が違ったり、ディズニー直雇用ではないことによる違いを感じることもありました。
雇用体制について
基本的にCRプログラムで働ける期間は約1年間。
私が行った年は11ヶ月で、プログラムの途中から延長募集がかかり、13カ月働いた子もいました。
日本館でCRプログラム生として働くには大きく分けて3つのエリアがあります。
1.レストラン(2店舗あり)
2.クイックサービス
※簡単に言うとファストフード的な立ち位置のお店
3.物販
以上の3つに分かれていて、さらにそれぞれ7つの職種に分かれています。
そして、それぞれお給料の仕組みなども変わってきます。
ちなみに私は物販部門で働いていました。
CRプログラム以外にもディズニーワールドで働く方法はある
当時、現地のディズニーワールドに行くまではCRプログラムしか働く方法を知らなかったのですが、
実はこのプログラムの他にもディズニーワールドで働く方法はいくつかあります。
CRプログラムでの1年を通して、文字通り笑いあり涙ありの毎日がドラマのようなかけがえのない日々を過ごすことができました。
ただ、これからディズニーワールドで働きたいという方は是非ほかのプログラムも見て検討することをおすすめします。
というのも、私はCRプログラムしか知らずに応募しましたが、アメリカに行ってから他のプログラムの存在を知り、必ずしもCRプログラムだけを目指す必要はなかったかな、と思ったからです。
そこで次回は CRプログラム以外も含め 、ディズニーワールドで働く方法をご紹介します!
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